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「時代の変化」

2018年03月26日

先日、お世話になっている株式会社マネーフォワード様が主催したMFクラウドExpoに参加してきました。クラウドサービスやフィンテック、そしてAIがもたらす未来を体感するというのがテーマで開催されており、これからの私たちの仕事や社会がどのように変化していくのかとても興味深かったです。

社会の変化について、例えば銀行を例に見てみます。今、銀行はフィンテックの浸透で店舗中心の営業手法の変更を迫られています。これから私たちは、銀行の店舗に行く必要がなくなり、スマートフォンのアプリで銀行決済が完了する、そんな時代が目の前に来ているということでした。また、いきなり新聞記事になり驚きましたが、みずほフィナンシャルグループが、11月13日、傘下のみずほ銀行の支店など国内拠点の2割に当たる約100店舗を削減、2026年度末までにグループの社員を1万9000人減らす方針を打ち出しました。その他のメガバンクも人員の削減や業務量の削減を決めています。ぼくが就職活動をしていた頃は、メガバンクに就職できればこれで人生安泰!と考えていましたが(現在も同じだと思いますが)、銀行員の方たちには大きなショックだったと思います。銀行の店舗が無くなるなんてこれまでは考えられないことが突然起きてしまうのがこれからの社会だということです。

最近よくAIによってなくなる職業といったことが、ネットなどで数多く議論されていますが、ホントだなと実感できる情報がたくさんありました。Expoでは、ホリエモンこと堀江貴文氏が講演をされ、その話を聞くことができましたが、その中で堀江氏は「10年以内にこの会場にいる人の仕事の多くはなくなっていますよ」と話されていました。とくにホワイトカラーと言われる生産性の低い事務仕事は全てなくなると言っても過言ではないようです。

このようにものすごい勢いでこれから社会は変化していくわけですが、堀江氏はこれからどのように私たちは生きていけばよいのかについて次のように話されました。

「新しい時代へ対応していくには、こだわりを捨てることが必要。ようするにこれまでの当たり前であった価値観にこだわらない生き方をすればいい。たとえば、家をもつ、車をもつ、スーツを着て仕事にいく、結婚する…などこれまで当たり前だったことにとらわれない生き方をすればよく、遊んで暮らしたいというのでも全くOK。自分の感性にあった生き方が認められる時代になる。しかし、「自由」というのは逆に言えば大変であって、これまでは世の中の当たり前を目標に生きていけば良い人生となったが、これからは、誰かについていけばよいという時代は終わったということ。」

幸せになりたい、なれるはずとメガバンクへの就職を決めてもどうなるかわからない時代です。ならば自分の生きたいように生きようと決めた人が、会社に従業員として入ってくるわけです。これからの経営者は大変ですね。これまでの仕事をがんばって給与を稼いで家族を幸せにするぞ!と「当たり前のこと」を考えている従業員だけではなくなることになります。これからは、一人一人異なる人生に対する価値観を持った従業員をまとめていかなければならなくなるということになりそうです。

「独裁すれども独断せず」この言葉は、近鉄で名経営者と評判の高かった佐伯勇さんのものです。(小宮一慶「経営者の教科書」より)物事を決めるまでは、率直に謙虚になって衆知を集める。そしてそれを最後は自分の判断で決める。この衆知を集めたうえでの決断は独断ではなく、その決めたことを徹底してやらせる。それが「独裁」だということだそうです。時代は変わっても、経営には、譲ってはいけないものがあるということではないでしょうか。

今年ももう終わりですね。2017年も本当に多くのかたにお世話になり、また新しいご縁もたくさんいただき、大変感謝しています。ありがとうございました。

特定社会保険労務士 末正哲朗


カテゴリー:所長コラム


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